こんにちは。
マルミです。
マルミの休日は、いつも予定を詰め込むのですが、ときどき一人で一日本を読む時間を作ってます。(既婚の人に言うと羨ましいと言われます笑)
今回読んだのは、
辻村深月さん著「ひみつの孤城」
本屋大賞ノミネート作品ということで、書店にいけば目につくところに置いてありますよ。
かがみの孤城感想とちょっとネタバレ
「生きづらいすべての人へ」
本の帯に書いてあるキャッチに惹かれて読んでみた。
主人公・・・こころ(中学一年生)
いじめが原因で、中学校不登校になってしまったこころが主人公です。
学校に行けない毎日。
このままじゃいけないともわかっているけど、どうにもできない。
そんなある日、突然光り出した鏡の中に吸い込まれると不思議なお城の中だった・・・。
というちょっとファンタジーな作品です。
お城の中にはこころと同じように、問題を抱えて学校に行けてなかったり自分の居場所をなくしている子どもたち6人が集められ、狼のお面をかぶった赤ずきんちゃんみたいな女の子から秘密の鍵を探すよう命ぜられる・・・。
こころの心の変化やそれぞれの登場人物が失った自分の居場所を探すようなストーリーで、口コミは涙必須となっていましたが、私は泣きませんでした。
ただ、中学校のときの四角い箱に集められた集団のやりにくさを思い出しました。
・だれだれちゃんには歯向かっちゃいけない
・あの子は無視されている私も無視しよう
・私いじめられてる。でも親には言えない
自分の世界はこの中にしかないと思いこんでいました。
いろんな人と話して、いろんな価値観を知って、人付き合いの楽しさ難しさを知る。
学校とはそんなところ
大人になって四角い箱が大きくなってそういうしがらみはなくなったように思っていた。
好きな人とだけ付き合って、やりたいことだけやる。
でも、人と関わって生きていく以上やりたくないことだってするし、関わりたくない人ともかかわっていかなければならないときがある。
自分の居場所を持つということはそういうこと
大人になっても居場所がある限りしがらみはある
(今まさになんで?なんで私がやらなきゃならないのーーーみたいな状況だwww)
考え始めると頭のなかでクルクル~となってしまう。
私の居場所って・・・?
もしもいつか自分が親になって子どもが不登校になったら・・・?
とかね。
まぁ、まとまらない自分の本の感想です。笑
ただ、本を読むと普段考えないことを考える機会を与えてもらえます。
子どものときは全然本を読まなかった。(ゲームや漫画の方が好きだったから笑)
大人になってから、本よ読むと別の人(空想の世界でも)の人生に潜り込むことができるような気がして、本が好きになりました。
去年の本屋大賞の「蜜蜂と遠雷」は間違いなくこれだなというくらい面白かったし
今年の他のノミネート作品も早く読まないとなと思った日曜日でした。
みなさんも読書たのしんでください(^^♪
Thank you.