マルミのどこでもドア。

どこでもドアでどこでも行っちゃおう♪

大嫌い、それでもあなたは私の兄で、ありがとう。さようなら。

人には言えない

でも一人で消化するのが難しい

だからブログに綴る

兄の死

自殺

誰かが自殺したという話はよく聞く

特に今年は芸能界でも多いし、珍しいことではない

聞けば、どうしてだろうねとか、ご家族はかわいそうねとか

そんなことを周りの人と話す。

みんな自分にはそんなこと起こらないと思っている。

私もそうだった

それが起きた

兄が亡くなった 

母から通知がきた。

私と兄

兄は私の3つ上

小さい頃はいつもセットのように一緒にいた

けんかもたくさんしたけど遊んでもらった記憶もある

でもいつしか話もしなくなった

私は兄が嫌いだった

だらしなく、いつも母に迷惑をかけていた

私が何か言うと、妹に言われるのは一番むかつくようで、ものすごい勢いで叩かれた。

10年以上まともに話すこともなかった。

生きにくい世界

兄は障害があったようだ。

詳細は知らないが、知能障害のようなもの

人の感情が理解できない

自分の感情を抑えられない

小さな子供でもつかないようなバレバレな嘘を平気でつくから、馬鹿だなと思っていた。

でも病気がわかったのは大人になって検査してからだ。

健常者として生きていた兄にとって、受け入れがたいことだったのか、安心したのか、どちらかはわからない。

それに、LGBTでもあった。

人と違う

違うことがたくさん

私には想像できない葛藤があったのだと思う

理解しようともしなかったし、理解できる範疇を超えていた

かわいそう

兄の死を聞いて動揺したが涙はない。

母や一番上の兄は、とても面倒をみていたから喪失感などがすごいと思う。

私は妹といえるような関係性ではなかった。

悲しむ資格もないくらいに。

ただ思うのはかわいそう

その感情だけだ。

どんな気持ちで自害したのかなと。

私は兄が嫌い。

どうしてこんなに迷惑かけるんだろう

お母さんを悲しませることたくさんするんだろう

いなければいいのに

いつも思っていた。

でも、ちゃんと生きようと思っても、ちゃんと生きる能力が備わっていなかったのかなと思う。

かわいそう

私が兄と同じ立場で生まれていたなら、同じ道を辿ったのかな。

生きにくい世界だったのだと思う

生きる

残された人は生きていかなければならない

母もそう

母はどんなに兄が悪さをしても、見捨てなかった。

学校に呼ばれたり、職場に呼ばれたり、警察に呼ばれたり。

出来の悪い子ほどかわいいのよ。あの子がいなきゃ、こんな経験できないわね。と笑いながら言っていた。

兄も母を道連れにはしなかった。

兄にとって唯一の味方は母だった。

一緒に死んでほしいと泣き叫んで言っていたこともあったらしいけど、一人で逝った。

こわかっただろう。

母の残りの人生を、幸せなものにすること

妹として兄に何もできなかったけど、それが兄の遺言かなと思うことにする。

兄へ

知ってると思うけど私はあなたが嫌い。

いなくなってくれて清清する。

嫌な妹でしょ。

でも、これを書いていると涙がでてくるんだよ。

子供のときの記憶が蘇る。

一緒に遊んだし、一緒に怒られたし、楽しく過ごした時間は確かにあった。

ありがとう

さようなら

安らかにお眠りください。

妹より