アラサーになると、
何人とお付き合いをしていたか聞かれても、瞬時に答えられなくなった。
女の恋愛は上書き保存といわれている。
新しい恋人ができれば、過去のことは忘れてしまう。
それでも、一番記憶に残る人と聞かれたら、私はあの人の顔が浮かんでくる。
本能で好きになった人
付き合う人は選べても、好きになる人は選べない
今まで付き合った人には皆感謝している。
振られて傷ついたり、振って傷つけたりしたけれど全ていい思い出として、経験値として今の私を作っていると思う。
お付き合いを始める場合、
理性と本能のバランスが大事だ。
年収がいい、見た目がいい、性格がいい、、、、などなど、理性によって判断する部分と、理由はわからないが「好き」と本能で感じる部分。
条件だけそろっていても、本能的な恋愛感情が生まれなければ私はお付き合いできないと思っている。
ただ、本能が大きく上回り、理性をなくしてしまう恋愛はとても危険なものだ。
20代後半、30直前まで付き合っていた人は、本能で好きになった人だった。
エリートサラリーマンであったが、顔が全くタイプの人じゃなかった。
顔重視の私が不細工な顔の人を(ごめんなさい!わかりやすいように不細工と言わせていただきます)好きになることなんてあり得ないと思っていた。
なのに、気づけば彼に恋している自分がいた。
ん?
どした私?
理性と感情のバランスを取りながらこの人いいかな、と思って進めていく恋愛をしてきた私にとって不細工な彼に恋している自分に驚いた。
この感情は何なんだとしばらく考えたものだった。
そのとき同時進行で会っていた、スペック高いイケメンもいて告白されてオッケーもだしたところだった。
、、、、、なのに、頭では不細工の彼のことばかり考えていた。
、、、、、会いたいと心が思うのは不細工な元カレの方だった。
本能が、不細工な彼を求めていたんだよね。
頭ではなんとも説明できない。
一緒にいると幸せだったんだ。
そんな人に出会えることは幸せだと思うけど、理性が効かなくなるから危険だ。笑
最近その元カレと少し似ている人と会ってふと思い出した。
・・・あ、私この人といたら好きになる。あの人に似てるから。。。危険な香りだ。笑
どうか幸せでいてほしい。
そう思える元カレだ。